2017年03月20日

春一番

17日に三か月ぶりに、富山県宇奈月に来ました。
横浜や東京では梅の花が終わっているにこちらでは今満開です。
木陰には雪が5センチ位残っています。
正に早春です。
溶けた雪が清流になり、黒部川にきれいな冷たい水が流れています。
蕗の薹も咲き、春だなぁと思います。

今回は地元新聞でも紹介された「共同生活型自立支援機構」の法人化を記念したシンポジュームが18日に開かれました。
全国組織の支援団体ですが、私は脇役で相談とまとめ役をするだけ、若いみんなが力を合わせ取り組んでいます。
若い人たちに頑張って欲しいです。

21日は戻りますが、綺麗な空気を沢山すって、元気になって帰ります。
富山に来てから12年経ちますが、この12年、街中以外は、空き家とシャターが閉ざされた商店ばかりが続きます。
どこの田舎も変わりませんが、寂しくなって来ましたね!

後、12年経ったらどうなることでしょうか?
政治家や経営者が意識を変えないと世の中持ちませんね!


posted by 牟田武生 at 10:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

春は夏のためにある

臨床心理、病気ならば一定の流れがあり、認識も察知もしやすい。
ある数量を観察し、状況を把握していけば、その流れをつかみやすい。

しかし、病気のようで病気ではない心理的事象は、社会や環境によって影響を受けるので状態像が捉えにくい。
状態像を正確に捉えないと、対応が正確にできない。
殆どの心理カウンセリングは引き延ばしのような時間稼ぎのようなものが非常に多い。

社会状況の変化は、40代以上のひきこもりの増加や急激に増えつつある、小学生の不登校相談である。

小学生の不登校相談の伸び率は、虐待相談の伸び率と変わらぬ、右肩上がりで急増してきている。
雇用機会均等法が出来てから30年が過ぎ、その頃、大学を卒業した者は50代になった。
男女とも均等に働く時代、常勤同志の経済的には安定した家族、非常勤同志の不安定な家族、
充分に社会環境を整えずに施策が行われあるから、「子どもを預けられず、死ぬことしか」なくなる保育施設の不足。

格差は拡がる。
身なりははきちっとしているが、大学生の親かと思われる小学生の不登校の母親ら、
母性に乏しく、イエス・ノーだけで動く、女性とは思えないビジネスママ、
同じように男もみな同じ、生きることが分かっていない。
もう、ひとではない、これでは子どもが育たない!

共働きなのに経済的に苦しい家族
子どもらは勉強に興味を感じず、ネットゲームで遊ぶ。
出来合いの総菜で育つ、困ったものだ!

国会の中継討論を聞いていると、どこの国の話と思ってしまう。

posted by 牟田武生 at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月28日

困った、どうする!

2月も終ろうとしている。
ブログ6週間近く書いていなかった。
別に国外に行っていたわけでなかった!
病気でもなかった!

80の親と50の子、ひきこもりの長期化問題のデータとかかわっているケースの総ざらいをしていた。
解決が見えない大問題である。
家族や個人の問題でない。

不登校、ひきこもり、その長期化、見えてくるのは「静かなひきこもりの長期化」である。
静かなひきこもり、延々と続く、年金で支える家族は、貧困の闇の中に消えていく。
あるのは消えゆく家族、「待ちましょう、様子みましょう」の心理の影が
20年後に家族の衰退と誤った対応によって起こる親子殺人とつながっていく。

40代以上のひきこもりは、社会とつながらず、己の思い込みの知的観念からか、発達障害の影、心因的な精神障害の影、誤った統合失調症判断の影が忍びこんでくる。

おそらく、今の精神医療の世界では解決につながりにくい症状が認められる。
どうすれば、良いのか!
ひきこもりや不登校の臨床と研究を40年以上やっていた私がわからない、沈黙が続く。

これは個人や家族の問題ではなく、学校、企業社会、日本人の個性が導いた戦後経済の影響かもしれない。
臨床研究が必要である。
posted by 牟田武生 at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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